しあわせのくに

2005年5月16日
素直になれない自分に時々嫌気がさすのだけど、今回も
またそんな具合になって、追いかけてきてくれた彼を突き
離して、傷つけた
エレベーターが閉まるときに見たそんな表情にぐっとなっ
て、複雑な気持ちで一人で降りた
鏡に自分がうつったどこにいくんだろうと思った
情けない顔をしていたので、私は彼に会いたいのだとわかった
またすぐにエレベータにのって、ためらったけれどボタンを
押した
ふて寝をしてしまったんだろうなって思って、部屋のドアを
開けるのもためらいそうだったけれど、エレベータが止まって
扉があいたときにまだ彼はそこにいて動かなくてでも別に
私を責める仕草も見せなかった。ただ静かに顔をあげただけ
悲しくなった、いつもほがらかで明るい彼にあんな顔をさせた
のは私だったから
自分勝手に抱きついてでも抱きしめてくれてまた泣いてしまった
なんで受け入れてくれるんだろうって思って、でもそれが
彼の正直な優しさなのだ。口はすごく悪いけど、奥の奥の、根っ
このところがすごいまっすぐなひとで憧れる。
たくさんの大切なことに、たびたび気づかされる。

一生忘れないだろうと思う

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